Principle 1. 認知の原理 – 世界は“そのまま”見えていない
はじめに
私たちは、世界をそのまま見ているように思っています。しかし実際には、人は 経験・記憶・価値観・習慣・感情・期待 といった多くの“フィルター”を通して物事を見ています。
永峰式マヤロジックシステム(MLS)では、この「世界の見え方」こそが 行動・選択・理解のすべての起点であると考えます。
同じ状況に置かれても、人によって感じ方が違うのは“現実が異なる”のではなく、見えている世界が異なるからです。
私たちは「主観の世界」を生きている
私たちが世界を認識する流れは以下のように整理できます。
- 何かが起こる(出来事)
- 自分の経験や感情が働く
- 「これはこういうことだ」と意味づける
- その意味づけに基づいて反応・行動する
ポイントは、出来事そのものではなく、「意味づけ」が行動を決めていることです。
たとえば、誰かの言葉を「批判だ」と解釈した人は落ち込み、「アドバイスだ」と解釈した人は前向きになります。同じ言葉でも、受け取り方で行動は大きく変わります。
認知の違いが、すれ違いを生む
夫婦、職場、友人関係など、多くの衝突は価値観ではなく「見え方の違い」から生まれます。
- 相手は攻撃しているつもりはない
- 自分も悪気があるわけではない
- でも、見えている世界が違うから誤解が起こる
MLSでは、この「見え方の違い」に気づくことが、関係性を改善するための最初のステップだと考えます。
暦という「新しい視点」を得る装置
暦とは本来、「自分の見え方から一度離れ、別のレンズで状況を見るための道具」でした。
ツォルキン暦は、特に“今日”という日を新しい視点で捉え直す機能を持ちます。
自分の主観だけで世界を判断すると偏りが生まれますが、暦を使うことで「別の視点」から物事を見られるようになります。
これが、MLSで暦を活用する最大の理由です。
まとめ
- 人は世界をそのまま見ていない
- 見え方はフィルターと意味づけで決まる
- 見え方が行動の起点になる
- 暦は新しい視点を与え、主観の偏りを整える